こんなお悩みにお答えします!
前回の記事に引き続き【チョコ検 VOL.5 カカオ豆の生産国】です。
本記事ではチョコレート検定の過去問題をわかりやすく解説します。
今回は【主要なカカオ豆の生産国】についてです♪
毎日チョコレートを食べるチョコレートホリックの筆者。
今日は チョコエッグ 名探偵コナン2 を食べました。
(赤井秀一さんが当たりました!)
2020年9月27日(日)に開催される明治のチョコレート検定に向けて、すきま時間にモクモクと勉強中。
チョコレートが好きな方なら誰でも受けられるチョコレート検定!
興味のある方はぜひ挑戦してみませんか?
検定日:2020年9月27日(日)
申込締切:初級 / 中級 / 初級・中級併願 :2020年8月11日(火)
上級 / 中級・上級併願 :2020年7月14日(火)
団体申し込み:2020年7月31日(金)
開催地:札幌 / 東京 / 名古屋 / 大阪 / 広島 / 福岡
まだまだ申し込みに間に合います♪
もくじ
チョコレート検定の過去問題をわかりやすく解説します
さっそく1問挑戦してみましょう!
チョコレートスペシャリスト(2019年度、初級)
Q.ベネズエラでは高品質なカカオ豆を栽培しているが、この品種が持つ特徴的な香りは次のどれか?
①スモーキー
②フルーティ
③フローラル
④ナッティ
答え
↓
↓
A.④ナッティ
以下解説です。
ベネズエラで栽培されるクリオロ系カカオ豆はほのかにナッティの香りがします。
ナッティはローストしたナッツのような香りなんだって♪
さて、日本のチョコレートをつくっているカカオ豆はどこからきているかご存知でしょうか?
2018年 日本の主要カカオ豆国別輸入量
- ガーナ <43,596トン>
- エクアドル <5,816トン>
- ベネズエラ <3,813トン>
- コートジボワール <2,648トン>
上記のトップ4 <ガーナ、エクアドル、ベネズエラ、コートジボワール> の特徴を下記にまとめてみました。
チョコレート検定で出題される可能性があるので覚えておきましょう♪
日本のカカオ豆輸入国 第1位【ガーナ】
- 主にファラステロ系の豆を生産
- 豊かなコク、余韻が残る香ばしさ、バランスのとれたテイストをもつ
- カカオ豆生産量が世界第2位
- 日本に輸入されるカカオ豆の約74%をしめる
有名なロイズの生チョコにもガーナ産のカカオ豆が使われていますね♪
日本のカカオ豆輸入国 第2位【エクアドル】
- ファラステロ系の豆が多い
- フローラルな香り
- 華やかな香りの後に適度な渋味がつづく
- ベースビーンズではなくフレーバービーンズとして使われる
- カカオ豆生産量が世界第3位
エクアドル産カカオ豆が80%とたっぷり使われています。
あのブラックサンダーを販売している有楽製菓さんから販売されているビターチョコレートです♪
日本のカカオ豆輸入国 第3位【ベネズエラ】
- クリオロ系カカオの発祥地
- 高品質なクリオロ系カカオ豆を生産している
- 酸味、渋味、苦味のバランスがよく、ナッティな香り
- 貴重なカカオ豆<チュアオ><チョロニ>を生産する地域がある
北海道の有名なチョコレートで北海道土産の定番です♪
日本のカカオ豆輸入国 第4位 【コートジボワール】
- マイルドでおとなしい苦味、やや重量感のある味
- ピーナツのような香ばしい香りがある
- ヨーロッパの多くのベースビンズである
- カカオ豆生産量が世界第1位(世界の生産量約44%をしめる)
コートジボワール産のカカオ豆のみ使用した濃厚ガトーショコラ♪
以上主要なカカオ豆生産国のまとめでした。
まとめ
・ベネズエラでは高品質なカカオ豆を栽培しているが、この品種が持つ特徴的な香りはナッティである
いかがでしたか?
カカオ豆は生産される国によって味や香りが違うことがわかりました!
チョコレート好きとしては調べるのがとても楽しかったです♪
チョコレート検定の試験対策にお役に立てればうれしいです。
参考にしたテキストはこちらです
〈出典〉
1.チョコレート検定 公式テキスト2020年度版
2.日本チョコレート・カカオ協会|世界国別カカオ豆生産量推移 国際ココア機関(ICCO)カカオ統計2018/19第3刊